14年付合った彼氏と別れて1年婚活し35歳で結婚した私のBLOG

死んでも結婚なんかしたくなかったけど結婚しようと思った。33歳で婚活市場に足を踏み入れ、1年の紆余曲折を経て結婚。そんなマイペースな私の体験記とか結婚観とか。婚活奮闘中さんはもちろんこれから結婚を考える若い男性女性にも読んでほしいなと思ってます。

おめマチ 2、婚活開始彼氏にフラれるまでの泥沼婚活 その15(アプリ出会い 31歳バド君)

婚活体験小説『おめでとうございます。マッチングしました』~アラウンド35歳内向的女の婚活ものがたり~

2、婚活開始。彼氏にフラれるまでの泥沼婚活 その15(アプリ出会い 31歳バド君)

 

****

 

 

その後、バド君からメッセージが以前よりよく来るようになった。

どうやら、バド君は私のことをまずまず気に入ってくれたらしい。

 

けれども私はバド君とメッセージのやり取りをするのが億劫で仕方がなかった。

 

こんな好青年とはこの先なかなか出会えないかもしれない。

そう思ってはいたけれど、

 

彼じゃない

 

という気持ちがぬぐえなかった。

 

どうしても「かわいい後輩」のイメージから脱せれなかったのだ。

 

一生懸命がんばっているけれども、転職したてという不安定さが気になったし、

一人っ子でおばあちゃん子というところも気になった。

 

言ってしまえば私は年下は好きじゃないのだ。

年下にもしっかりした人はいる。

けれども、彼は私にはそうは見えなかった。

いかにも甘えたのように見えて、夫として社会人として頼りがいを感じなかったのだ。

 

私がもう少し母性本能が強かったら、彼を支えてあげようという気になったかもしれない。

けど、そんな女性でも私はなかった。

 

彼からメッセージは相変わらず短文のライン感覚で話が膨らむこともなく楽しくなかった。

私からメッセージを切ることが多くなり、彼とのやりとりを終わらそうかと思い始めた頃。

 

『俺とメッセージやりたくないならそう言って』

 

バド君から苛立ちがこもったメッセージが来た。

 

『ごめんね。バド君はすごくいい人で素敵な男性だと思うけれど、この先に進みたいとは思えない』

 

そう返信して、バド君との交流は終わった。

 

 

おめマチ 2、婚活開始彼氏にフラれるまでの泥沼婚活 その14(アプリ出会い 31歳バド君)

婚活体験小説『おめでとうございます。マッチングしました』~アラウンド35歳内向的女の婚活ものがたり~

2、婚活開始。彼氏にフラれるまでの泥沼婚活 その14(アプリ出会い 31歳バド君)

 

****

 

 

予約してくれた居酒屋はバド君がよく友達や会社の人と行くという個室がおちつく和食中心のお店だった。

 

バド君のおすすめの通りお刺身が豪快で美味しかった。

 

話した内容はあたりさわりのない内容で、休みの過ごし方とか、趣味とか好きなものとか。

バドミントンが好きでサークルに通っているとか。

 

話せば話すほど、アプリだけでの印象とまったく違っていて、好感が持てた。

本当に純粋で素朴で好青年だった。

 

でも、何かしっくりこなかった。

 

年下の可愛い後輩。

 

そんな感覚を終始感じていた。

 

バド君は仕事の話も包み隠さず話してくれた。

 

バド君は今年転職したばかり。

今までは菓子店の販売員をしていたが、思うところがあって地域でも名が知れた食品販売会社に営業職として就職した。

とてもやりがいを感じて楽しく働いている毎日だという。

 

そしてバド君は一人っ子。

現在は一人暮らしだが、実家は祖母と同居していて、彼はおばあちゃん子だという。

 

何から何まで好感の持てる、婚活し始めに出逢うにしては花丸満点な男性だった。

 

けれども、居酒屋を出た頃には、私はやっと帰られることに安堵していた。

バド君ともう少し一緒にいたいとは思わなかった。

 

 

おめマチ 2、婚活開始彼氏にフラれるまでの泥沼婚活 その13(アプリ出会い 31歳バド君)

婚活体験小説『おめでとうございます。マッチングしました』~アラウンド35歳内向的女の婚活ものがたり~

2、婚活開始。彼氏にフラれるまでの泥沼婚活 その13(アプリ出会い 31歳バド君)

 

****

 

 

バド君と一週間ほどやり取りをしていたら、向こうから「食事でも」とお誘いしてくれた。

 

正直まったく気乗りしなかったが、承諾した。

 

会ったのは週末の夜。

繁華街で飲もうとなった。

 

待ち合わせてメッセージでやりとり。

そしてちょっと遅れてバド君が来た。

 

(あれ?)

 

会った瞬間、私は拍子抜けした。

 

イメージしていたのは、ヒップホップ系な恰好をしたチャラい感じの若者。

 

けれどもいざやって来たのは、白シャツが似合う誠実そうな好青年だった。

しかもプロフ画像よりもイケメン。

 

「どうも」とはにかみながら挨拶を交わし、明らかに緊張した風で「じゃあお店予約しているんでいきましょうか」とおずおずと言ってくれる様子からも、チャラさ等微塵も感じない真面目そうな好青年だった。

 

憂鬱感が幾分か解消されるのを感じながら、私は彼が予約してくれた居酒屋へむかった。

 

 

 

おめマチ 2、婚活開始彼氏にフラれるまでの泥沼婚活 その12(アプリ出会い 31歳バド君)

婚活体験小説『おめでとうございます。マッチングしました』~アラウンド35歳内向的女の婚活ものがたり~

2、婚活開始。彼氏にフラれるまでの泥沼婚活 その12(アプリ出会い 31歳バド君)

 

****

 

 

Yahoo!パートナーズでしかも始めたばかりでこんな好印象な方とマッチングできたのは奇跡と言えた、と今なら言える。

 

けれども、当時の私は、まだまだ鬱っぽい状態で婚活もいやいや始めていた。

婚活はしたいから始めたのではなく、しないと先がないと焦っていたから始めた状態。

ぶりっこ自撮りをして、プロフ作成に時間をかけ、興味もない婚活相手を検索する、綺麗にヘアメイクをしておしゃれして出掛けることが憂鬱でおっくうで仕方がなかった。

 

そんななか、バド君とメッセージでのやり取りを始めた。

 

彼は若者らしく、短文でライン感覚で送ってくるタイプ。

長々長文でやりとりするよりも、こういう方が好印象を持つ女性が多いのだろうが、私はこの四六時中スマホをいじらなきゃならないやり取りがしんどかった。

頑張って長文を送ったら、あとはほっぽって現実逃避したかった。

 

あと、彼の顔立ちは好みだけれど、格好が好きじゃなかった。

 

ぶっちゃけ、頭悪そうな今どき坊や という印象だった。

 

単発のあたりさわりのない、会話を膨らませようという気概が見えない表面的なだけのメッセージからも、そんな印象がぬぐえない彼にあまり好印象は育てていけなかった。

 

それががらりと変わったのは、いざ会ってみた時だった。

 

 

 

おめマチ 2、婚活開始彼氏にフラれるまでの泥沼婚活 その11(アプリ出会い 31歳バド君)

婚活体験小説『おめでとうございます。マッチングしました』~アラウンド35歳内向的女の婚活ものがたり~

2、婚活開始。彼氏にフラれるまでの泥沼婚活 その11(アプリ出会い 31歳バド君)

 

****

 

 

初めての街コンでコテンパンに現実を思い知らされた私。

 

と言ってもこんなのは想定内。

三十代の婚活、初めての街コンの結果にいちいち落ち込んでなんかいられない。

コマはまだまだある。

 

ということでアプリでの活動にも本腰を入れる。

 

一番最初に登録したのがYahoo!パートナーズ。

 

「いいね」がすんごい来た。

数十件は来たかと記憶している。

男性も無料なんで当たり前と言えば当たり前の結果だ。

 

そして男性の幅も超絶広いのも当たり前の結果。

 

おじさんを通り越して60歳のおじい様からのいいねもあれば。

バツイチ無職生活保護のおじさまからのいいねもあった。

 

そんななか、際立って若く、普通のサラリーマンで、しかも容姿もよろしい31歳の方からいいねをいただいた。

 

プロフでは、スポーツキャップにトレーナーの黒髪短髪。その恰好がよく似合う、さっぱりとした顔立ち。

 

かなり、私好みの好青年。

 

お仕事は営業。趣味は身体を動かすことが全般で、特にバドミントンがサークル活動するほど好きとのこと。

この時、私もバドミントンがやりたいと興味を持っていた。

 

すぐにいいねを返してマッチング。

 

31歳バド君

 

今思えば、1年の婚活歴の中でも上位に入る逸材だった。

 

 

 

おめマチ 2、婚活開始彼氏にフラれるまでの泥沼婚活 その10(初めての街コン)

婚活体験小説『おめでとうございます。マッチングしました』~アラウンド35歳内向的女の婚活ものがたり~

2、婚活開始。彼氏にフラれるまでの泥沼婚活 その10(初めての街コン)

 

****

 

 

結果は大体予測できた。

例えマッチングしたところで妥協に妥協を重ね選んだ相手だ。さして嬉しくもない。

 

けれども、私を選んだ人も誰もいなかった。

 

帰り道。

どうしようもなくみじめでやりきれなくて、苦しくて悲しくて歩くのもままならなかった。

 

初めての街コン。

実は少し期待していた。

同じ趣味で見た目も条件もいい人と出会えるかもしれない、と少しわくわくしていた。

 

けれども現実は最悪。

行ってしまえば普通以下の見た目と、さえない職業や年収。

不衛生な見た目で、ひどい体臭で息を止めて話したいような人もいた。

自然な流れで結婚しなかった人たちが参加する地方都市の街コンとは、そういう人がほとんどなのだ。

 

そして、そう見下げた相手からも誰一人として選ばれないのが、今の私のスペッグなのだ。

 

知らなかった。

今の自分が置かれている状況が、こんなに過酷なものだったなんて。

 

やっぱり彼氏と別れず結婚しようか…。

そう思ってもどうしようもない不安感を押し殺すことはできない。

 

もう八方ふさがりの心地だった。

 

涙が溢れてきて、歩けなかった。

お手洗いに駆け込んで、マスカラがにじんだ涙を拭く。

 

これは罰なんだ。

今まで世間知らずに好き勝手生きてきた代償なんだ。

 

重い鉛を抱え込むような気持ちになりながら帰宅し、どっと疲れが押し寄せてきた私は、それから逃げるように昏々と眠った。

 

 

 

おめマチ 2、婚活開始彼氏にフラれるまでの泥沼婚活 その9(初めての街コン)

婚活体験小説『おめでとうございます。マッチングしました』~アラウンド35歳内向的女の婚活ものがたり~

2、婚活開始。彼氏にフラれるまでの泥沼婚活 その9(初めての街コン)

 

****

 

 

15分も何を話せばいいのやら…そう不安に思ったが、初めて見ると案外話が弾んで楽しい。

アニメ好きという共通趣味もあるのでそもそもとっかかりがフランクだ。

ハマったアニメやら週末の過ごし方など、意気投合することも多く、あっという間に全員と話し終えた。

 

しかし、いざお気に入りの相手を決めるとなると。

 

(特にいないぞ…)

 

候補相手を上げるのに困った。

15分話すだけの相手なら困らない。

しかしこの後付き合ってそういう関係になって夫として生涯を過ごす相手となるとわけが違う。

 

アニメ好き男性のあるある、高い割合で外見がぱっとしない。

そして暗そうで地味そうで…きっと女性経験もないだろうと思える人も多くいたし、恋人となるにはお世辞にも満たさない…。

 

解っていたが、アニメ好きカテゴリーならほんのりと予測していた事態だった。

 

(これが婚活の現実というやつか…)

 

どうにかお相手を記入し、運営に提出。

そのあと数名ともう一度話して終了。

気になる結果は…。

 

『今回はマッチングしませんでした』

 

成果ゼロで終わったのだった。